【辰巳】築年数で決まるシンプルな相場です!
こんにちは!のっぺり小僧です。
今回は辰巳駅のマンション価格を調べます。
辰巳は湾岸エリアでは端っこになりますが、
古くは辰巳団地のころから工場労働者の住宅街として栄えた街でもあります。
(辰巳団地はまだ現役です。)
分析してきましょう!
データはSUUMOさんのサイトで2019年03月に検索したものを使います。
まず、検索したデータから、以下のものを取り除きます。
・最寄り駅が辰巳駅でないもの
・重複していると思われるもの
・権利形態が所有権でないもの
・バス物件
除外後の物件の数は92件でした。
物件の分布
物件の分布をみていきましょう。
<物件価格>
物件価格の平均は5863万円です。
<占有面積>
専有面積の平均は84.4平米です。
かなり広いお部屋が多いことがわかりますね。
エリア的にははじっこになりますから、面積のアドバンテージは重要です。
<平米単価>
平米単価の平均は69.0万円/平米です。
面積が広い分単価は控えめです。
<築年数>
築年数の平均は13.1年です。
ここ20年くらいで開発されている物件が多そうですね。
<駅徒歩時間>
駅徒歩時間の平均は8.5分です。
駅のまわりには物件はあまりなさそうです。
<所在階>
所在階の平均は20.4階です。
タワーマンションが多いエリアですが、一部低層住宅も存在しているため
低層階の売り出しがやや多い印象です。
<向き>
向きは南向きが最も多いようです。
データの選別
次に、平米単価に注目して極端なデータを除外します。
今回は平米単価48.8万円/平米から89.2万円/平米の間のデータを用いることとしました。
除外後の物件数は87件でした。
南向き(南、南東、南西)とそれ以外の向きにわけて、
平米単価と築年数、駅徒歩距離、階数の関係を見ていきましょう。
南向きのお部屋の分析結果
南向きのお部屋の分析結果はこちら。
物件価格 = 占有面積 × ( 78.0 - 築年数×0.69 - 駅距離×0.0 + 階数×0.0)
データのばらつきがやや大きいため注意が必要です。
平均値的なお部屋である駅徒歩8.5分、20.4階のお部屋の年間の価格下落率は0.89%でした。
駅距離、階数には影響されない結果となりました。
南向き以外のお部屋の分析結果
南向き以外のお部屋の分析結果はこちら。
物件価格 = 占有面積 × ( 78.7 - 築年数×0.77 - 駅距離×0.0 + 階数×0.0)
データのばらつきがやや大きいため注意が必要です。
平均値的なお部屋である駅徒歩8.5分、20.4階のお部屋の年間の価格下落率は0.98%でした。
こちらも駅距離、階数には影響されない結果となりました。
辰巳駅では築年数のみで価格がおおまかに決まるシンプルな相場が形成されているようです。
お手頃部屋とリッチ部屋
最後に、お手頃部屋とリッチ部屋を確認しましょう。
平米単価の計算式よりだいぶ安いものがお手頃部屋、逆に高いものが付加価値モリモリのリッチ部屋です。
お手頃部屋はブリリア辰巳キャナルテラス(駅徒歩11分)の4階、平米60万円のお部屋でした。
お手頃率は17%です。
リッチ部屋はビーコンタワーレジデンス (駅徒歩9分)の26階、平米86万円のお部屋でした。
リッチ率は20%です。
今回はこの辺で!
本ブログの記載内容はあくまでもデータから見た分析です。
分析に使用した物件はすでに売却されている場合がございます。
分析内容は自己責任でご活用ください。