超高額！ディンプルキー（MIWA PR錠）の解錠
鍵をなくしました。
ポケットに入れたはずなのに、飲み終わったらなくなっているという。。。
入ったお店の床までキッチリ探したものの、どうしても見つからず。
実家に帰ろうかとも思いましたが、家にペットもいるので鍵開け業者を依頼することに。
検索ワード 「＊＊＊（家のある駅） 鍵開け」でヒットした一個めのサイトにお願いすることとしました。
ここに決めた理由は3つ
＊時＊分現在 ＊＊駅なら最短5分で訪問！
珍しく寒い日だったので、早く来てくれるならいいなと思って。
鍵あけ5800円から！
常識的な値段ですよね。
もちろんこういうのってこの値段でいかないことが多いじゃないですか。
「この鍵は特殊だ！」
だの
「出張費だ！」
だの。
それでも全部で2万円もあれば足りると思ってたんですよね。
どの業者も同じに見える！
いやまあ、みんないろんな努力をしていると思うんですけど、
消費者から見れば違いはわかりません。
何もしなくても家に入れるわけじゃないので、
とりあえず電話することに。
このとき夜9時20分。
鍵開け依頼
電話すると、ややかったるそうなお姉さんが出ました。
わたし「鍵開けをお願いしたいんですけど」
おねえさん「住所はどちらですか？」
わたし「＊＊＊です。」
おねえさん「それでは、30分〜1時間ほどで伺います」
そりゃ5分で来るわけないですよね。
きっと5分で来れるケースもあるのでしょう。
とりあえず値段をききましょう。あんまり高くても困りますから。
わたし「お値段は大体いくらぐらいですか？」
おねえさん「鍵をみないとわかりません。」
わたし「ディンプルキーですけど、だいたいでいいので教えてください。」
おねえさん「ディンプルキーにも種類があってわかりません。」
わたし「目安でいいので」
おねえさん「・・・1万2000円くらいでしょうか。」
わたし「ディンプルキーでですか？」
おねえさん「普通の鍵でです。」
わたし「それにディンプルキー分が上乗せされるくらいですね。」
おねえさん「そうですね。正確なお値段は鍵をみないとわかりません。」
わたし「その場でお断りできるんですか？」
お断りしたら困るのは私なんですけど。
おねえさん「その場合は出張費4000円いただきます。」
わたし「わかりました。」
こうして鍵あけ依頼をしました。
この時点ではすぐ来てくれて、2万円くらいで済むだろうと思ってました。
この時点では。
電話は3分弱で終わりました。
到着を待ちます。
さて、到着を待ちます。
ヒマなので業者のサイトをみてみることに。
・最短5分で到着！
・最短1分で作業終了！
・鍵あけ5800円〜
なんと1分で終わることもあるんですね。頼もしい！
ほかのサイトを見たら平均15分では到着と書いてあるので、
首を長くして待ちます。
そりゃ5分じゃきませんよね普通。
ー15分経過 （9時40分）
きません。
平均15分って言っているのは全く関係ない部外者ですからね。
気長にまちましょう。
ー30分経過（9時55分）
きません。
ここからですね。
電話のお姉さんは30分〜1時間で到着と言ってましたからね。
ー50分経過（10時15分）
きません。
そろそろ約束の1時間ですが、まだきません。
まさか忘れてる？と思いもう一度電話。
別のお兄さんが出ました。
わたし「そろそろですか？」
おにいさん「そろそろです！今担当者はほかの現場終わって向かってます！」
ほかにも鍵をなくした同志が近くにいるようです。
関係ないんですけど少しほっこりします。
もうすこし辛抱します。
ー70分経過（10時35分）
鍵開けお兄さん到着！
待ってました！
若い好青年がきました。
見積もりタイム
鍵開けおにいさんは「いいマンションですね〜」などとお世辞をいいつつ
自宅前に向かいます。
鍵を見るなりお兄さんは一言。
「お伝えしている金額の10倍程度かかります」
！！！
正直悪徳業者かと思いました。
でも話を伺ってみると、どうやら我が家の鍵はかなり特殊なもののよう。
鍵の大手MIWAのディンプルキーの中でも、最新のもののようです。
※ディンプルキー：セキュリティのしっかりしたちゃんとした鍵
ちなみにこちら。
気になるお値段は。。。。。
98000円。
9800円じゃないですよ。
98000円。
ちょっとありえないくらい高いですね。
2万円くらいだとおもってた自分をぶっとばしたい。
おにいさんは悪気なく（当然ですが）「どうしますか？」と聞きます。
お断りできないんですよね。
室内でペット待ってるし。
ほかの業者が安いかもわからないし。
また1時間待っても意味ないし。
わたし「お支払いします」
おにいさん「それでは、作業代98000円に出張料4000円、消費税で合わせて11万160円です。」
出張料なぞゴミみたいなもんですね。
これにて契約成立。
鍵開け作業
それでは鍵開け作業開始です。
おにいさん「この鍵は錠をいじっても開かないので、別の方法で開けます。」
聞けば、セキュリティが高すぎて外から開けるのは不可能だそうです。
立派な鍵なんですね。
ではどうするのかというと、ドアまわりの小さい孔からゴチャゴチャやって、
ノブを回すそうです。
ちなみに、作業風景は撮影不可だそうです。
写真が出回ってドロボーが真似しても困りますもんね。
いろんな器具をガチャガチャつなげて我が家のドアにぴったりなマシーンを組み上げていきます。
これはまごうことなき専門技能です。
たしかにこれは2万円ではないなぁーとか考えてました。
（というより言い聞かせてました。）
でも11万円は高いよ。
我が家のドアと鍵、結構手強いようで、
途中いろんな質問をされます。
おにいさん「内側から鍵かけるときどっか押してますか？」
わたし「鍵のつまみにボタンがついていたと思います。」
おにいさん「親指でボタン押してますか？人差し指で押してますか？」
そんなの覚えてません！
でもそうですよね。
開ける側からすればどういう機構なのか知ってた方が楽ですよね。
できる限り正確に伝えるよう心がけました。
作業開始から大体30分。。。
カチャ！
という聞き慣れた音の安心感。
我が家のガンコなドアはようやく開きましたとさ。
鍵をなくしたことは猛省です。
教訓
今回の教訓はこちら。
鍵をなくすな。
鍵開け業者はすぐには来ない。
ハイセキュリティ＝高鍵開けコスト
鍵の機構は把握せよ。
ああつらい。
高い勉強代でした。
宣伝しないためにリンク貼りませんが、お願いしたのは鍵のレスキューという業者です。
では！
